石原慎太郎さんが亡くなり、4兄弟のほかに婚外子がいるとかいないとか・・・
こんにちは、遺言・相続・死後離婚コンサルタントの塩崎由花里です。
石原慎太郎さん。田園調布に2億円の豪邸・・想像できません
財産もあるのでしょうが、確か揉めないように考えていると書いているのをみたことがありますので
遺言書があるのではないでしょうか・・と下世話な話ですが、テレビで石原良純さんを見ると
思い出してしまいますね。
石原慎太郎さんは、最後まで執筆活動をされていたようですが、執筆が直筆だったのかパソコンだったのか
さて、突然ですが
あなたのパソコンやスマートフォンにはパスワードがかかっていますか?
日ごろは悪用を防いでくれるパスワードですが
亡くなったあとのパソコン・スマートフォンのパスワードは、誰が解除できるのでしょうか。
解除できずに、そのままになってしまった場合どうなるのでしょうか。
パスワードを解除できても
あちこちで登録している「メールアドレス・ログインID・パスワード」などの記入が求められます。
怖いことにグーグルアカウントなどは
「持ち主が亡くなるなどして使わなくなると、情報が盗まれたりする恐れがあるのです」
こちらは令和2年のスマートフォンを持っている比率、全世代スマホ比率は92.8%
60代は80%
70代は62%となっています
(NTTドコモモバイル社会研究所/2021年1月)
スマホの比率がとても高くなっていますね、スマホを持っている=何かしらのID・パスワードがある。
スマホとマイナンバーを連携しようという試みもあるようですし
ますますスマホ社会になっていきますね。
都会ほど、所持の率も高いのではないかと感じています。
(実際、田舎暮らしの私の父は、スマホどころか携帯も持っていません(笑)
最近の終活に「デジタル遺品」の問題が取り上げられるようになってきました。
まさしくタイトルの「亡くなった父のパソコン・スマホが開けられない」のです。
最近では通帳がない金融機関(通帳の発行は有料)やネットバンキングが増え
もしかすると
そもそもどこにお金を預けているのか分からない・・なんてことにも💦
さてさて
先ほどのパスワードが分からない場合、現状ではどうなのかというと
●スマホ・パソコンのメーカー
「修理交換のサポートは対応するが、パスワードの解除や中身のサポートは行わない」
●通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク等)
「故人の契約解除は無料、承継できるかについてはキャリアによる、パスワードの解除や中身のサポートは行わない」
パスワードの解除や中身のサポートは行わないのです!
じゃあ解約すれば良い?
解約してしまうと、今まで登録していたIDやパスワードがそのまま・・ってことになりかねません。
これからのデジタル時代の終活の一つ「デジタル遺品」
大切なのはデジタルならではの見えにくさの「見える化」となります。
では、何からやれば良いの?
については、次回お伝えしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。