令和7年1月もすでに後半💦
年末年始は海外へ行かれた方も多かったようですね。
インフルエンザなどが猛威をふるい、寝正月の方もいたのでしょうか・・・
☆彡同棲と事実婚は違うの?
友人の真理ちゃんの相続の話は残念だったけれど
真理ちゃんの気持ちも落ち着いた頃かと
秋子は真理ちゃんに連絡をしてみた。
秋子「もしもし、真理ちゃん。元気にしている?」
真理「うん、ありがとう。元気にしているよ!
相談したのに連絡しないで、ごめんね。
相続なんて自分に関係ないと思っていたけど
戸籍の事とか、遺言書とか色々と考えさせられたわ。」
秋子「みんなそうだよ、私だって簡単に考えてた。」
真理「やっぱり籍を入れた方がいいのかな・・・」
秋子「ん?どういうこと」
真理「私ね、事実婚なんだよ。」
秋子「ええっ!そうだったの?・・
でも結婚式あげたよね、私も出席したし。」
真理「うん、結婚はしたのよ・・・
なんて言ったらいいのか、もちろん一緒に暮らしているし
結婚生活は送っているのだけど・・・・
名字が変わるのが嫌で籍は入れていないのよ。
ただ住民票には“妻(未届)”と書いてあるし
お互いの両親も納得している。」
秋子「全然、知らなかったわー。
同棲とは違うんだね、困ったことってないの?」
真理「普段の生活では困ることはないよ
結婚して名字を変える面倒な手続きもないし
職場でもそのままの名前で仕事できるしね。
実は、ここだけの話・・
相手の面倒な親戚との付き合いがなくて
そこは楽だったりするのよ(笑)」
秋子「へ~聞いてみないと分からないものだね
じゃあわざわざ、夫婦別性とかの裁判あるけれど
あんなの必要ないよね。事実婚の方がよさそう♪」
素直と言ったらよいのか・・・単純な秋子・・・
(おっと秋子に睨まれた)
真理「私も、そう思っていたんだけれど・・
今回の相続で改めて戸籍について考えたら
私たちは結婚生活を送っているけれど
同じ戸籍には入っていないから
“戸籍上は他人”なんだって思ったのよ。
ということは、どちらかが死んでしまっても
“相続人にはなれない”ってことでしょう?
二人で決めたことだけど、気持ちが揺らいじゃって。」
秋子「いいことばかりでもないのか・・う~ん悩ましいね。」
☆彡事実婚とは?
最近“夫婦別性”について聞く機会が増えてきました。
名字を変えたくないので“事実婚”を選択した、
中には結婚生活はそのまま
“ペーパー離婚”したという方もいるようです。
男女共同参画局の調べ「事実婚の実態について」によりますと
事実婚を選択している人は成人人口の2~3%を占めているそうです。
「積極的に結婚したくない理由は」という質問の回答にはなんと⁉
『名字・姓が変わるのが嫌・面倒だから』と回答した割合が
20~30代の女性で25.6%
40~60代の女性になると35.3%もいる
というのです👀驚きました‼
事実婚は、法律上「これです」と書いてあるものはありませんが
一般的に次のような要件だと、認められることが多いようです。
事実婚が認められるポイント
①お互いに婚姻の意思があること
⇒お互いの両親(親族)などに、
結婚する(生涯共にする)パートナーと紹介する
②法律婚の夫婦と同等の共同生活を営んでいること
⇒別居状態ではなく、同居している
(3年以上の同居が望ましい)
③社会的に夫婦と認められていること
⇒住民票に「未届の妻(夫)」と書いてある
・社会保険に第3号被保険者の登録
④子どもを認知している
⇒夫婦の間に生まれた子どもを認知している、
連れ子であっても養子縁組している
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