今月号からは新しいテーマ「亡くなったあとの手続き編」として
相続手続きだけではない事柄も盛り込んでいきますよ。
引き続き「四季家」の皆さんに登場してもらいますが
今回は協力しながら進めていきます😊
☆彡 葬儀社は決めておくべき?
登場人物
四季春男(父)、花子(母)、夏男(長男)、秋子(長女)、冬子(次女)
母「花子」は長らく病院で療養中、父「春男」と長女「秋子」は同居している。
ある日のこと一本の電話が・・・・
それは、花子が危篤だと言う連絡だった。
秋子は兄「夏男」と妹「冬子」に花子が危篤だと連絡し、父を連れ急いで病院へ駆けつけたが
花子は二人の顔を見るとニッコリ微笑み帰らぬ人となった。
花子とのお別れをしていると、看護師が申し訳なさそうに
「この度は、ご愁傷様です。
大変申し上げにくいのですが・・葬儀会社はお決まりでしょうか。」
秋子はエッと顔を上げ「まだ、そこまで考えていません。
」と、か細い声で答えた。
看護師「実は、あまり長い時間こちらに居ていただくことが出来ないのです。」
と伝え死亡診断書を秋子に渡した。
秋子は父を見たが、父はうつむいたままで、とても相談できそうにない。
秋子「分かりました、早く決めますので少し時間をください。」
秋子は急いで自宅に戻ると、夏男と冬子に花子が亡くなった連絡をした。
秋子「お母さんが、息を引き取ったわ(涙)
病院から、早めに葬儀社を手配するように言われたりして相談したいの
こっちにすぐ来られる?」
夏男は、すぐに来られるとのことだったが、遠方に住む冬子は
これから飛行機のチケットを取るため、時間が掛ると言う。
秋子 「すぐに葬儀社って言われても、どうしたら良いんだろう。
そういえば、母さんが
『何かあったら、このノートを見なさい』って言っていたわ!」
そこには、花子が亡くなった時には「こうして欲しい」と言うことが書かれており
葬儀社のことも記載されていた。
母が亡くなり悲しみに暮れる時間もなく、父も頼りにならず💦・・
秋子はこの後きょうだい達と色々な手続きに走り回ることになります。
今回は病院で亡くなりましたが、自宅で亡くなることもあるでしょうし、
最近では施設で亡くなることも多くなってきました。
なぜ、すぐに葬儀社に依頼しなければならないのでしょうか?
病院の場合は、まず霊安室に運ばれますが、
そこから「自宅」または「葬儀会場」へ連れて帰ることになります。
では考えてみてください「どうやって運べばよいのでしょうか?」
自家用車やタクシー?ちょっと、無理ですよね💦
そこで、やはり葬儀社に依頼することになってくるのです。
☆彡 亡くなったとき、すぐに必要になる手続きはなに?
ここからは、具体的な手続きについてです
①亡くなった後「死亡診断書」を受け取ります。
②葬儀社に依頼し、ご遺体を「自宅又は葬儀会場等」へ搬送してもらいます。
③死亡診断書の右半分に付いている「死亡届」を役所に提出します。
(最近は、すべて葬儀社でやってくれることが多くなりました。ありがたい!)
※提出した原本は戻ってきませんので、多めにコピーを取りましょう。
※「死亡届」には、死後7日以内に提出するという期限があります。
この書類がないと火葬してもらうことができません。
「死後の手続き」は死亡後すぐに行わなければならないものから、
葬儀後に落ち着いてから行えばいいものもあります。
次回のテーマは『互助会に入っているから安心?』です。
手続きのお話はつまらないかもしれませんが、ドラマっぽくお伝えします次回もお楽しみに♪
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