☆彡義母との関係は一生?
秋子は母のデジタル遺品の手続きが終わりホッとした。
まだまだやることはあると思うが少し休憩~と思っていたところに友達の智子からLINE・・・・秋子「あら、久しぶりに智子から・・え~昨年、ご主人が亡くなったんだ。😨」
秋子は自分の母も亡くなったことを伝え、久しぶりに会うことになった。秋子「久しぶりだね、私もいま母の相続の手続き中なの
ご主人が亡くなって大変だったね。」
智子「ほんと大変だったわ、ようやく終わったんだけどさ・・・・」
と浮かない様子。
秋子「どうしたの?何か困ったことでもあるの?」
智子「う~ん、実はお姑さんと元々あまり上手くいっていなかったのに、最近よく来るのよ。
お姑さんだけじゃなくて、夫の妹まで相続でお金が入ったんだろうって、お金を借りに来るのよ。
今まで夫の親や妹だと思って付き合ってきたけど、夫も亡くなったのにまだ付き合わないとダメなのかな?
夫の妹に『母の介護は姉さんに頼む』まで言われて、もう嫌!名字も戻したい」
秋子「ご主人が亡くなったんだから、もう関係ないんじゃないのかなあ・・・そうだ!」
秋子は、あの人に連絡した(笑)
久しぶりに会った友達の悩み相談に、秋子はあの人を呼んだみたいですね!
秋子からひと通り話を聞いた由花里(やっぱり呼ばれた!)は由花里「ご主人が亡くなっても、お姑さんや妹さんとは『※姻族(いんぞく)』という関係なの。
※婚姻によってできた親戚、配偶者の血族のこと。
妹さんが言ったように、このままだと智子さんにはお姑さんの扶養義務があるわ。」秋子・智子「そ、そんな・・・何か縁を切る方法はないの?」さて、何か解決策はあるのでしょうか・・・・・
①死後離婚って知ってる?
由花里「死後離婚って聞いたことある?智子さんの場合は、この手続きが良いと思うわ」
秋子・智子「死後離婚?死んでから離婚するってこと?」
由花里「本当の名前は『姻族関係終了届』って言うんだけどね、名前の通り『姻族との関係を終了しますよ』という届なの。
お姑さんに言う必要もなくて、自分だけで提出が出来るし
姻族の関係が終了すると、お姑さんの扶養義務やお墓の管理などの義務も負わなくなるよ
智子「それ、今すぐやりたいです!でも・・
私は夫の財産を相続していて、縁を切ったら財産を返さなきゃダメですよね
書類の提出も相続の時大変だったし💦」
由花里「相続した財産を返す必要はありませんよ、相続は亡くなった時に当然発生するもので問題ありません。
それと、
この書類はたったA4が1枚の難しいものではありませんし、私も代理で提出することができますよ。」
(提出は本籍地か現住所の市町村役場になります)
智子「そうなんですか✨✨相続財産を返さなくて良いなら、すぐにやります!」
②旧姓に戻せるの?
由花里「あと智子さんは、旧姓に戻したいんですね?
死後離婚しても名字は変わりませんので
『復氏届(ふくしとどけ)』という書類を書くことになりますが、一緒に提出しましょう。」
秋子「智子よかったね~♪ あとは由花里に任せて安心だ(笑)」
今回は脱線して「死後離婚」について書いてみました、仲良し夫婦には関係ないけどね☺
来月からは元通り「相続の手続き編」にお付き合いください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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