☆彡話してみないと分からない
(前回までのあらすじ)
母が亡くなり四十九日を迎える時期になったころ、
お墓はどうするのかという問題が・・・
父は先祖代々の四季家の墓にと考えていたが秋子は納得できず・・・・
無宗教で四十九日も関係ないとは思ったが、お墓のこともあり
秋子は一度家族で集まろうと考え連絡
~後日家族が集合した~
秋子「お母さんが亡くなってもう四十九日も過ぎるなんて早いよね。
早速だけど夏男兄さんと冬子は、四季家のお墓参りには行ってる?」
夏男(兄)冬子(妹)
「え?そう言われると行ってないけど、
場所もうろ覚えであまり覚えてないな~💦」
秋子「ほらね、お父さん!やっぱり誰もお墓参りに行ってないよ。
そこにお母さんを納骨するなんて私は反対だわ!」
春男(父)「父さんもそんなに深く考えないで言ったんだ、
そんなに責めないでくれよ・・・」
秋子「兄さんと冬子はどう考えているの?
特に夏男兄さんは、お墓を守っていくんでしょ?」
夏男「おいおい、今の時代それはないだろう・・・
残された人みんなで守っていこうよ」
冬子「私は、無理よ。いつも来るのは難しいし、
夫の方のお墓もあるもの・・・」
秋子「無理ってなによ!じゃあどうすれば良いと思っているの?」
春男(父)「おいおい、お墓の事で喧嘩しないでくれよ・・・
俺もいずれ入るんだから。
今は、永代供養してくれる所もあるらしいから、
父さんはそこが良いんじゃないかと思うぞ。」
秋子「お父さんも、たまには良いこと言うわね。
実は私も調べたのよ費用もかかるしね。」
冬子「秋子姉さんも色々考えてくれていて、ありがとう。
私も永代供養がいいな。」
夏男「みんながそう言うなら、それでいいや。
俺は合葬墓でも良いと思っていたけど。」
~秋子は夏男をじろっと見て、自分の集めた資料を広げた~
秋子には逆らわない方が良いみたいですね🤣
では、ここからはお墓の種類と費用についてみていきましょう。
☆彡お墓の種類はたくさんある、費用は?
お墓には宗教の違いや供養の仕方などにより、さまざまな種類がありますが
たくさんありすぎますので一部ご紹介します。
『家 墓』⇒最も一般的な先祖代々のもので
お墓を新しく建てる必要がありません。
費用
「住職などへ納骨時のお経代・墓石に名前を彫刻する費用など数十万程度」
『夫婦墓・両家墓』⇒夫婦だけで埋葬されるお墓や、名字が変わっても入ることができる墓。
費用
九州地方は200万円を超える傾向にあります」
『納骨堂』⇒最近人気のもので、ロッカー型が多い。永代供養・一定期間後は合葬墓に埋葬するなど様々。
費用
「霊園などにより大きく異なり、50万円~150万円が多い」
『共同墓』⇒自治体等が管理しているもの・宗教団体で管理しているもの等がある。
費用
「自治体の場合は比較的安く数万円程度・宗教団体はその団体による」
『合葬墓』⇒遺骨を今までのお墓から取り出し、他の人の遺骨とともに埋葬するもの。
いったん合葬すると、あとで個別に供養したくてもできない。
費用
「霊園なのか、自治体なのか等により違うが5~30万円程度」
『樹木葬』⇒宗教にこだわらないため、ペットと一緒に埋葬して欲しい、
血縁関係がなくても一緒に埋葬して欲しいなども受け入れている場合があり人気です。
費用
「地域や埋葬の仕方などにより大きく違いがあり、20~80万円程度」
最近は、お墓はいらないと「散骨」を希望する方もいるかもしれません。
合葬墓と同じで、あとで個別に供養したくてもできない・・ということもあるため
自分の希望と残された人の思い、やはり話し合いが大切になりますね。
次回は、「改葬(墓じまい)とトラブル」についてお伝えしていきます。
次回もお楽しみに♪
悩んでいないでまず相談!
女性とシニアが専門の私にぜひ一度ご相談ください!
行政書士塩崎由花里事務所
まずはお気軽にお問合せくださいね。
電話番号:011-595-8178(携帯 090-8279-6075)
FAX : 011-595-8179
所在地 :北海道札幌市白石区平和通2丁目北1番9号
定休日 :土日祝(メールは24時間受付・緊急対応可能です)