☆彡誰かが言うのを待っているかも?
(前回までのあらすじ)
母のお墓のことで家族が集合し、話し合いが行われた。
秋子「私たち家族は、お墓が遠いから新しいお墓が必要だってことで意見は一致したね。」
各々が「うん・うん」とうなずいたのを見て秋子は話を続けた
秋子「夏男兄さんは違うかもしれないけど(ジロリ)
お墓は永代供養が良いと思っているみたいだから
天気も関係ない交通の便も良い納骨堂が良いと思うんだ。ちょっと費用が高い気もするけど、これからの事を考えると仕方ないよね
お墓参りは行きたいし・・。」夏男「おいおい、すぐ悪者にする~。
職場の同僚の親が亡くなって合葬墓っていうのがあると聞いたから、
それも良いなと思っただけだよ💦
永代供養の納骨堂は賛成~大賛成でーす。」
秋子「兄さん!こんな時くらい、ふざけないで話が出来ないの!もう😠」
夏男「ごめん💦
ところで、今あるお墓はどうなるのかな?
あの山奥のお墓も、周りはどんどん墓じまいしているんじゃないの?」
春男(父)「あそこは先祖代々の墓だからな
うちは入らなくてもまだ移すわけにはいかないだろう・・・」
秋子「だけど、もし墓じまいするなら、うちは入らないから知らないって訳にはいかないよね。
叔母さんに聞いてみたら?
お父さんはグズグズするから、私が電話するわ!」
~すぐ行動の秋子は、さっそく叔母に電話した~
秋子「叔母さん?秋子ですけど、お墓のことで聞きたいことがあって。
うんうん、母は別に納骨堂を考えているんだけど
今あるお墓は遠いし、このままにしておくのかなって。」
叔母「あら納骨堂に?でもそれも良いかもしれないね。
私も最近は足が痛くて、あの山の上のお墓まで登って行くの大変なのよ。
段々と管理できなくなってきたわ」
秋子「叔母さんも大変だったんだね、みんな元気なうちに墓じまいを考えてみない?」
叔母「秋子ちゃんがやってくれるなら、そうしようかしらね」
秋子「えっ私が?わかった、叔母さんも大変だし、じゃあ進めるよ」
叔母さんは秋子の性格を分かっているようですね
☆彡改葬(墓じまい)は増えているの?
「墓じまい」最近よく耳にするのではないでしょうか?
家族が遠方に暮らしていて、なかなか来ることができず
『お墓をどうしよう?』と考えるのは
自分の身内が亡くなって
『お墓をどうしよう・・』となった時に
話題に上ることが多いかもしれません。
墓じまいの件数をみると、東京都が一番多いのですが、それに次いで多いのが北海道です。
墓じまいの件数は、この10年で1.5倍に増えています(厚労省の報告より)
「墓じまい」を決めた理由は
☆彡墓じまい、お墓の引っ越しは簡単にできるの?
墓じまいの手続きはここで詳しく書ききれませんが
流れとしては
新しい墓地を用意する
⇓
各種書類の提出・受け取り等
遺骨の取り出し
新しいお墓へ納骨
この中でトラブルの多いのは「遺骨の取り出し・納骨」でしょう。
今までの墓がお寺にある場合 関係が終わることを嫌って
『書類の作成に応じてくれない』
『高額な費用を請求された』という話もあるようです。
その他にも『親族から墓じまいを反対される』ケースもあります。
少子高齢化で、お墓のあり方は大きく変化してきています。
お墓を管理する親族がいなくなり、放置されたままの「無縁墓」も増加してきています。
考えてみたら、この先お墓を管理する人がいない・・そう思ったら元気なうちに考えておくことが必要です。
次回は、「銀行の手続き」についてお伝えしていきます。
次回もお楽しみに・・・になるかな💦
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